HPA_Navi II 基板設計完了

2013/09/22

設計

思いの外好評で10枚ほど配布した人力飛行機etc用IMU/GPS+32chロガー基板 HPA_Naviの後継となる基板を設計し終えました。

左: はんだ面, 右: 部品面
HPA_Naviの機能はほぼそのままに、運用していて不便だった点に手を入れています。

・外形
直径80mmの円形なので、人力飛行機の桁の中やモデルロケットの中などパイプに入れやすくなった。
秋月で売っているタッパにもそのまま入るので防水も容易になった。

・電源
電源を(USB)または(1.8Vから5.5Vまでのバッテリ)の2系統に変更した。
これによってLiPoバッテリ以外のリチウム電池や乾電池での運用など、様々な運用形態に対応した。
それに伴いLiPoバッテリの充電機能は省略した。
また、バッテリ・3V3・5Vの電圧監視、バッテリ・USBの電流監視機能を追加した。

・その他
RS485機能はオプションとした。
電源スイッチを外付けにしたため、フライトピンを引き抜いて電源を入れる等の運用も可能になった。

部品代のほとんどを占める搬送波位相取得可能なGPS LEA-6T安く手に入るようになったので、前回のものよりだいぶ安く製作できそうです。

少なくともハードウエアはMaker Faire Tokyo 2013とロケット交流会に間に合わせて展示する予定です。