GPSスプリッタ基板発注

2013/04/27

GPS RF 設計

以前に作製したGPSスプリッタ基板ですが、仕様を少し変えたものを発注しました。
前回のものは1台の(アクティブ)アンテナに2台の受信機をつなぐことを想定していたので、片側のチャンネルにDCカット用のキャパシタが入っていました。
このスプリッタを逆に2台のアンテナを1台の受信機につなぐために使うと、キャパシタが入っている側のアンテナに給電することができません。
今回発注したものは、片側のチャンネルのキャパシタを取り除き、分岐後の2チャンネルを対称な構造にしました。
それ以外の部分の設計は前回から変えていませんが、パターン図を以下に示します。

表面
裏面
今回基板を発注するにあたって、改めてマイクロ波シミュレーションは行っていませんが、
・前回の基板の実測データが基本的に満足できるものだった
・特性を乱す原因になる非対称性がなくなった
ので、前回と同等の性能が出るのではないかと思います。

基板が届き次第コネクタ等を取り付け、特性評価を行いたいと考えています。