2011/11/28

工房Emerge+にアクリルパネルを発注してみた

Make: Tokyo Meeting 07で計器の展示を行うことになったので、部品の保護と見栄えをよくするためにアクリルパネルを工房Emerge+に発注してみました。

Illustratorで入稿するのがデータに問題が起きにくい方法だとは思いますが、使い慣れていることもあったのでInkscapeで加工データを作り、入稿してみました。

基本的にガイドラインに従ってデータを用意・入稿すればよいのですが、Inkscapeを使う場合は
  1. 配布されているpdf形式のテンプレートを読み込む
  2. 加工したいパスを入力
  3. svg形式で入稿
という手順を踏めばよいようです。
(8.ファイルフォーマットにsvgが書かれていないのでちょっと戸惑いました。)
Emerge+のブログにもInkscapeを使う場合の注意が書いてあります。

Inkscapeにはpdf/eps出力が備わっているので、はじめはそれを使ってみたのですが、細いパスが正しく出力されず、加工用の0.001mmのパスはすべて消えてしまいました。
また、プリンタドライバを使うタイプのpdf出力ソフトを使っても、カットパスが正しく出力されないようです。

完成したパネルは下の写真のようになります。


レーザー加工ははじめてでしたが、予想以上にきれいな仕上がりでした。
加工ガイドラインによればレーザーによる切り代は0.2mm程度とあったので、M3のねじを通す穴は2.8φで加工指示をしましたが、若干小さかったようです。
3.0φくらいが適当だったのだと思います。

加工代に学割が効いたこともあり、材料代その他を含めても1500円弱と格安でアクリルパネルができました。
精度が必要な加工をしたいときにはかなり便利に使えるサービスなので、何か機会があれば使っていきたいと思います。

2011/11/25

運用終了

電装系を提供しているTeam 'F'の今年の試験飛行が終了しました。

試験飛行は計4回行いましたが、毎回仕様を少しずつ変えながら行ったせいもあり、何度かトラブルに見舞われました。
特に気になったところを書き残しておきます。
  • ハードランディング時に液晶パネルが固定用のフレームから外れた。フレーム以外を使った固定も併用するべき。
メイン基板の取り付け状況。白いパネル部がハードランディング時に取り付けフレームから外れた

  • フォトインタラプタが直射日光で誤動作。比較的日差しの弱い秋の試験飛行、かつフェアリングがついた状態でも対策は必要。
  • 慣性センサは駆動系等からの振動が伝わらないように取り付けないといけない。防振対策と振動が少ない場所の選定は必須。
慣性センサの取り付け状況。左はTinyFeather、右が慣性センサ基板。
両者とも防振ゲルをはさんで取り付けている。
この位置が最適かどうかはわからないが、メイン基板上のものよりは余計な振動が少ない

  • I2C通信を長い距離行わない。テストで大丈夫でも環境を変えるとだめになることもある。
  • 同様にUART通信も環境によって状況はかなり変わる。機体に搭載して試験することは必須。
機体製作は名古屋、電装系の製作は東京と離れた場所で行っているため、システム全体の動作確認は試験飛行ではじめて行うことになってしまいました。
通信まわりのトラブルは事前にチェックできれば修正が効くものだったのでくやしいところではあるのですが、製作地が違うという状況をを考えれば仕方ありません。

上に挙げたもの以外にもいくつか気になる点はあるので、試験飛行の再開までに新しい基板を作る予定です。
同時に、慣性センサ部をどこにでも動かせるように、メイン基板と無線でデータをやりとりする慣性センサ基板も作ろうと考えています。